SVきっちり→式にする力

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SVきっちり→式にする力

算数で複雑な文章題になると途端に出来なくなる子は多いです。その原因は大きく2つあって

  1. 主語述語をきっちり読み取れない
  2. 式にする力がない

ということに尽きると思います。

ある商店で、同じ品物を230個仕入れて、仕入れ値の25%の利益を見こんだ定価で売ったところ、売れ残ってしまいました。そこで、売れ残った品物につい ては、定価の10%引きにして売ったところ売り切ることができました。この結果、利益は予定していた利益の70%にあたる32200円でした。このとき、 次の問いに答えなさい。

このような売買算などは典型例。「仕入れ値の25%の利益」「定価の10%引き」に注目したまでは良かったのだけど「25-10=15 で値引き後は結局15%の利益だ!」とやっちゃう子が多いのです。

「仕入れ値の」25%と「定価の」10%を同じ土俵で考えてしまうのは主語述語を読み取る力の不足とも考えられますし25-10=15 とやっちゃうのは式にする力の不足だとも考えられます。(割合の理解が不十分である可能性もありますね)

対策としては、主語述語をきっちり読み取れるようになるために売買算でいえば「仕入れ値」「定価」「売価」「利益」といった基本的な用語を 峻別できるまで押さえておくこと。(ここを曖昧にしていると伸びません)そして、そのうえで式を立てる練習を繰り返すこと。どうしても時間がなければ「解 ききらないまでも式だけ立てる」という練習を30分やるとかそいうった工夫も考えられます。

図を描く。式を立てる。どちらも算数の基本中の基本。これらをきっちり練習している子は必ず伸びます。

2007/08/28

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