塾でしか習わないこと
学校では教えてくれない。独学で学ぼうにも本にも書いてない。だけど塾に通ってる生徒にとったら常識。そういうことってどれくらいあるのかな。
例えば、天びん法。
問 食塩水Aを150g、食塩水Bを210g混ぜると12%になりました。次にAを80g、Bを240g混ぜると8%になりました。では、Aを240g、Bを120g混ぜると何%になりますか。
という問題で、こういう風に解きます。(→図解)
濃度の問題はこの天びん法が便利です。天びん法で解けない問題があるから教えないという教室もあるようですがほとんどの問題はこれで解けま す。クラス授業では「習熟」するレベルまでは持っていけないから「解けない」などとうそぶいて放棄するのでしょう。実際僕はわざわざ天びん法で解くまでも ない問題以外は全て天びん法で解いてます。
まず天びん法のルールを理解する。そのうえで繰り返し天びん法を使って問題を解く。そうするといつしか濃度以外の問題にも応用できるようになります。これが「習熟」です。
合格者平均や受験生平均などが出てくる問題がありますね。あれを天びん法で解くとびっくりするくらい簡単だったりします。こういう「受験界常識」みたいなのを一度集めて整理してみたいですね。
2007/07/18