優等生と優等生タイプ
先日、司法修習生の自己PRにまつわるこんな話がありました。事務所訪問の事前資料に「私はいわゆる優等生タイプです」と書いてきた修習生がいたんですね。これが某大手法律事務所の弁護士連中に総スカン。「自分で言うか~」と。
しかしながら僕がイタく感じたのは、その修習生に対してではなく「日本人の理解力・想像力の貧困さもついにここまできたか」ということ(と、この弁護士連中の器の小ささ(笑))に対して。
仮にも日本語を繰ることで飯を食ってる連中がこれです。「私は優等生です」であれば、それはちょっとひいちゃう。でも、『いわゆる優等生タイプ』というのは「優等生」とは違います。
この修習生の言いたかったことは分かりますよね?つまりは「扱いやすい人間ですよ」ってPR。よくあるPRですよね?弁護士たるものもっとふところを深くゆとりを持って生きて欲しいものです。
2012/11/20