甘い言葉にご用心
情報を発信している立場にいながらこういうことを言うのもなんなのですが、情報に振り回されないことは重要です。
これ自体耳にタコができるくらい聞いているかもしれませんが…。なんでもかんでも鵜呑みにしていては、そのうち確実にわけがわからなくなってしまいます。
世の中には適当なことを言う人もいれば、自分だけが絶対に正しいと思い込んでいる人もいるからです。そういう人についていったせいで痛い目に遭うのは何の罪もないお子さんたちです。ですから、十分に注意して下さいね。
例えば、「やればできる、必ずできる!」とか、「大丈夫、合格できますよ!」とか。
こんな類のことを何の根拠もなく、誰にでも、さわやかな笑顔で言っている人には特に要注意です。だって、やってもできない子はいるんです。どう「やれば」「できる」のか、「やれば」の中身こそが重要なわけですよね。また、全員が合格できるわけでもないのに何が「大丈夫」なのでしょうか?励ますにしたってあまりに無責任ですよね。
「やれるかどうかが重要です!」
「どうしたらやれるのかを一緒に考えましょう!」
「頑張った先にしか合格はない、だから頑張りましょう!」
こういうことを正直に発信できる人こそ、本当に信頼できる指導者なのだと僕は思います。
2012/11/20